木村通子のつれづれ Michiko's Diary

木村通子のつれづれ

神宮館社長 木村通子が日々感じたことを綴る日記です。雑感の中から、読者の皆さまにとって人生の幸せのヒントとなるようなテーマを取り上げていきたいと考えています。

月別: 2015年7月の記事

VOL.195 「こよみ用語辞典」

108年も皆様からご愛顧いただいております神宮館高島暦、文中の用語は創業以来のものをなるべく残してきました。
時代の変化とともに、読者の皆様から「こよみの用語の○○がわからないのですが」というお問い合わせが増え、このような本の作成の運びとなりました。
五十音順のわかりやすい辞典で、500円とお求めやすい価格にしました。
来月下旬には書店に並び始めます。同時に発売される平成28年度版の高島暦とあわせてご活用いただけると幸いです。

「こよみ用語辞典」

VOL.194 土用の丑

年4回、立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間を土用としました。それぞれの土用のはじめの日を土用の入りとしています。現在ではなぜか夏の土用(立秋前18日)だけが一般に親しまれていますね。
『土用の丑の日』になぜ鰻を食べるようになったのか調べてみました。もともと『土用の丑の日』にはうどんやうりなど『う』の字が付くものを食べる習慣がありましたが、江戸時代に医師の平賀源内が、夏枯れで困っている鰻屋の宣伝のために考えたといわれています。暑い夏に滋養のある鰻を食べることは理にかなっていたのですね。
今年の夏の『土用の丑の日』は2回あり、次は8月5日です。鰻を食べ忘れた方は夏バテ防止のために是非どうぞ。

土用の丑

VOL.193 「腸活」

女性ならではの悩み、ついリズムを崩しやすいおなかの調子。最近は「腸活」なる言葉もあるようです。よく「朝コップ一杯の水を飲む」のが効果的とされていますが、腸が冷えているとかえって逆効果になることも。
知り合いのドクターに教えてもらって私を含む周りの人に効果があったのは、起きぬけに
30分くらいかけてゆっくり温かい飲み物をカップ2杯くらい飲むこと。飲み物は白湯でもお茶でも構いません。私は小社の「ココナッツミルクダイエット」にならい、最近はココナッツミルクを入れたミルクティーで朝の時間をゆっくり過ごしています。効果は個人差があると思いますが、冷え性のかたにはお勧めです。
現在、小社ではココナッツミルクと本のお得なセットを期間限定で販売しております。
詳細はこちらをご覧ください。

「腸活」

VOL.192 「エリック・サティ展」

エリック・サティは20世紀への転換期に活躍したフランスの作曲家です
ポスターには「異端の作曲家」とありますが
あるときは洒脱に、あるときは静謐に、心にすっと入ってくる曲を書く人で昔から気になる作曲家でした。
楽譜や制作ノートと言った資料のほかに、東京芸術大学の協力で作られたこの展覧会でしか見られないオリジナル映像がとても美しく印象的でした。文化村のおしゃれな空間とサティの世界観が相まって、心に一服の清涼の風が吹いた時間でした。

「エリック・サティ展」

VOL.191 お中元

儀礼廃止がさけばれて久しいですが、夏と暮れのご挨拶はまだまだ日本の大事な習慣です。
最近はインターネットで簡単に注文できるので、贈る商品の選択も増えました。「長く贈る方には、これ、と決めて、同じものをずっと贈り続けるのも先方との心の絆ができてよい」と、昨年「ももとせ便り」のしきたり記事で取材した先生から教えていただきました。お中元に限らず、贈り物は相手の背景、状況を思い浮かべて心をこめて贈りたいものですね。
贈る時期など、迷うことがありましたら小社刊「冠婚葬祭のすべて」ご参照ください。

お中元

VOL.190 ももとせ便り

こちらの欄でも何度か書かせていただいています神宮館の季刊紙「ももとせ便り」。
ご登録いただいた方に年に4回無料でお届けしております。
おかげさまで、次回秋号にて30号を迎えることができます。
毎回ご好評いただいているクロスワードクイズプレゼントでは、30号を記念して
賞品も30名様分ご用意しています。
この機会に、まだお手元に届いていない方は
是非こちらよりご登録くださいませ。(第30号をお送りできるのは、7月末日までに登録してくださった方のみになります。その後の方は冬号をお楽しみにお待ちください。)

ももとせ便り

VOL.189 梅シロップ

梅シロップを漬けました。これだと、子どもたちも氷を浮かべて飲んだり、ヨーグルトに入れたりできるので、家族みんなで楽しめます。冷暗所に保存して、約半年。楽しみです。

梅シロップ

VOL.188 夏越の祓

6月30日は半年の節目。半年の間についた罪や汚れを祓うために「夏越の祓」という神事が行われます。
今年も恒例の下谷神社へ夏越の祓に。当日は梅雨の晴れ間、太陽が照りつけ過ぎない気持ちのよい青空のもと、茅の輪くぐりをしました。
これでまた半年、新たな気持ちで元気に走り抜くことができそうです。

夏越の祓