木村通子のつれづれ

神宮館社長 木村通子が日々感じたことを綴る日記です。雑感の中から、読者の皆さまにとって人生の幸せのヒントとなるようなテーマを取り上げていきたいと考えています。

VOL.194 土用の丑

年4回、立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間を土用としました。それぞれの土用のはじめの日を土用の入りとしています。現在ではなぜか夏の土用(立秋前18日)だけが一般に親しまれていますね。
『土用の丑の日』になぜ鰻を食べるようになったのか調べてみました。もともと『土用の丑の日』にはうどんやうりなど『う』の字が付くものを食べる習慣がありましたが、江戸時代に医師の平賀源内が、夏枯れで困っている鰻屋の宣伝のために考えたといわれています。暑い夏に滋養のある鰻を食べることは理にかなっていたのですね。
今年の夏の『土用の丑の日』は2回あり、次は8月5日です。鰻を食べ忘れた方は夏バテ防止のために是非どうぞ。

土用の丑