木村通子のつれづれ Michiko's Diary

木村通子のつれづれ

神宮館社長 木村通子が日々感じたことを綴る日記です。雑感の中から、読者の皆さまにとって人生の幸せのヒントとなるようなテーマを取り上げていきたいと考えています。

月別: 2017年11月の記事

VOL.357 お歳暮

「お歳暮」は、普段お世話になっている方や親戚などに、その年のお礼として品物を贈ることをいいます。お歳暮を贈る時期は、以前は正月の準備に取り掛かる12月13日~20日の「正月こと始め」の日までに贈るものとされていましたが、現在では12月初旬~20日頃までに届くよう贈るのが一般的です。

お歳暮

VOL.356 今日は「小雪」

今日は二十四節気の一つの「小雪」です。文字通り、まだ雪が少ないという意味で、寒さもそれほど厳しくなく、本格的な雪の季節はまだ先になります。しかし、日が経つにつれて日照時間は短くなり、北国から初雪の知らせが届き始めます。

今日は「小雪」

VOL.355 七五三

本日は「七五三」です。七五三とは、3歳の男女、5歳の男児、7歳の女児の成長を祝って、氏神や神社にお参りして健やかな成長と健康を祈る行事です。地域によっては男児は5歳のみ、女児は3歳と7歳で行うところもあるようです。
3歳、5歳、7歳を祝うのは、奇数を吉とする中国の「陰陽五行説」に由来し、子供の成長の節目を一区切りと考えていたようです。昔は子供の死亡率が高く、7歳まで成長することが大変だったため「7歳までは神のうち」とされ、それまでの子供の無事な成長を感謝して祝いの儀式が行われてきました。
最近は11月の週末に写真撮影と神社にお参りに行くことが多いようです。お子さまの健やかな成長に感謝する行事ですので、良い日を選んで行くようにしましょう。

七五三

VOL.354 今日は「立冬」

今日は、二十四節気の一つの「立冬」です。文字通り「冬立つ」頃で、暦の上ではこの日から冬の季節に入ります。地域によって異なりますが、この時期はおおむね天候に恵まれ、まだ紅葉が見頃のところもあって、最も秋らしさが感じられる時期です。

今日は「立冬」

VOL.353 酉の市

本日は「一の酉」です。酉の市とは、11 月の「酉(とり)」の日に行われる、鷲(おおとり)明神の祭礼です。「おとりさま」とも呼ばれる酉の市は、高いところを飛ぶ大鳥にあやかって、江戸時代から武士や町民が出世の縁起を担いで賑わいました。本来は武運を守護する神として武士の参詣が多かったのですが、今は開運や商売繁盛の神として信仰があついようです。
なぜ「酉の日」に祭礼を行うようになったかというと、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際、鷲神社に立ち寄り、必勝を祈願したのが11 月酉の日だった、という説があります。その際武具として使っていた熊手を社殿の松にたて祈願したそうです。(浅草鷲(おおとり)神社社伝より)この説から、酉の市の日に熊手が縁起物として売られるようになりました。ちなみに熊手は「福をかきこむ」「福をとり(酉)こむ」と縁起を担いでいます。
皆様も時間があれば酉の市に行き、熊手を買って縁起を担いでみてはいかがでしょうか。
2017年の酉の市
一の酉…11月6日
二の酉…11月18日
三の酉…11月30日

酉の市
酉の市

VOL.352 明日は「文化の日」

明日は「文化の日」で、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」国民の祝日です。1946年 11月3日の日本国憲法公布の日を記念して「文化の日」と定められました。芸術祭や文化勲章の授与、文化功労者の表彰などが行われています。

明日は「文化の日」

VOL.351 今日は「十三夜」

古くから、旧暦8月15日の「十五夜」だけでなく、旧暦9月13日にも月見をしていました。中国から伝わった「十五夜」に対して、「十三夜」は日本独特の風習です。旧暦9月13日の月はまんまるの満月ではないものの、十五夜に次いで美しいといわれ、古くから歌にも詠まれています。
十五夜か十三夜のどちらか一方しか月見を行わないのは「片月見(かたつきみ)」や「片見月(たかみづき)」といって縁起が悪いとされています。先月の十五夜でお月見を行った方は、是非今日もお月見をして縁起を担ぎましょう。

今日は「十三夜」