木村通子のつれづれ Michiko's Diary

木村通子のつれづれ

神宮館社長 木村通子が日々感じたことを綴る日記です。雑感の中から、読者の皆さまにとって人生の幸せのヒントとなるようなテーマを取り上げていきたいと考えています。

月別: 2020年9月の記事

秋のお彼岸

今日から9月25日までが秋のお彼岸です。
秋のお彼岸は、秋分の日(今年は9月22日)とその前後の3日間を含んだ1週間をいいます。
お彼岸は、お墓や仏壇をきれいにして、秋の収穫に感謝するとともに先祖を供養します。お供え物として「おはぎ」を作りますが、これは春のお彼岸にお供えする「ぼた餅」と同じものです。春は牡丹の花の季節、秋は萩の花の季節なので、このように呼ばれています。
秋のお彼岸

重陽(ちょうよう)の節句

9月9日は五節句の一つ「重陽の節句」です。古くから縁起の良いとされてきた奇数(陽数)の中でも一番大きな「九」(陽が極まった数字)が重なる日として、「重陽の節句」となりました。延寿の力があるとされる菊を用いて長寿を願うことから「菊の節句」とも呼ばれています。菊の花びらを浮かべたお酒を飲んだり、栗ご飯を食べます。
庶民の間でも、重陽の節句は秋の収穫祭と融合して「お九日(おくんち)」として祝われるようになりました。「長崎くんち」や「唐津くんち」も「おくんち祭り」としてよく知られています。しかし、今年は新型コロナウィルスの影響で、祭りのメインイベントは中止となるそうです。
1日も早い終息を願うばかりです。
重陽(ちょうよう)の節句

今日は「白露」

今日は二十四節気の一つ「白露(はくろ)」です。白露とは秋の野に降りる「しらつゆ」のことで、この頃から秋の気配も次第に深まってきます。
とはいえ、まだまだ暑い日が続いています。今年はマスクを着用して外出している事が多いため、熱中症などにお気を付けください。
今日は「白露」