木村通子のつれづれ Michiko's Diary

木村通子のつれづれ

神宮館社長 木村通子が日々感じたことを綴る日記です。雑感の中から、読者の皆さまにとって人生の幸せのヒントとなるようなテーマを取り上げていきたいと考えています。

月別: 2019年3月の記事

VOL.423 今日は「社日」

「社日」とは、春分・秋分に一番近い「戊(つちのえ)」の日をいい、春の社日を「春社」、秋の社日を「秋社」と呼びます。「社」は土地神様のことで、社日は各地域の神様をお祀り、春の社日では五穀豊穣を祈願し、秋の社日では収穫を感謝します。
土地神様は土地の守護神なので、土地を耕すことは土地神様の頭を彫るのと同じとされ、社日には畑の土をいじらず、餅をついて祀る地域もあるそうです。

今日は「社日」

VOL.422 明日は「春分の日」

明日は二十四節気の一つ「春分」で、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日です。この日を境に昼夜の長さが逆転し、日が長くなってきますね。
また、この日は「自然をたたえ、生物をいくつしむ日」として国民の祝日に定められており、彼岸の中日(ちゅうにち)にあたりますので、我が家も明日はお墓参りに行ってきます。

明日は「春分の日」

VOL.421 東大寺二月堂「修二会」

奈良県にある東大寺二月堂の「修二会」とは、3月1日から14日まで行われる仏教行事です。1250年以上の歴史があり、期間中は華麗な水と火の行法が展開されます。特に3月12日は修二会のクライマックスで、夕方から11本の大きな籠松明を修行僧たちが担ぎ、100余段の石段を駆け上がって二月堂の回廊で振り回します。この火の粉を浴びると厄災が祓われるといわれ、参拝者は先を争うように火の粉を受けるそうです。
テレビでは、12日の籠松明の様子だけが放送されるので、この日だけしか行われていないと思っていたら、実は1日から14日まで毎日行われていました。見に行ってみたいと思っていた行事なので、来年は時間ができれば行ってみようと思います。

東大寺二月堂「修二会」

VOL.420 今日は「啓蟄」

本日3月6日は二十四節気の一つ「啓蟄」です。
「蟄」は虫が土の中にこもること、「啓」は「戸を開く」という意味で、気候が暖かくなって虫たちが地上に這い出してくることを表します。この頃になると、初雷がとどろいて冬眠中の虫を目覚めさせるので、この雷のことを「虫出しの雷」、「蟄雷(ちつらい)」ともいいます。

今日は「啓蟄」