木村通子のつれづれ

神宮館社長 木村通子が日々感じたことを綴る日記です。雑感の中から、読者の皆さまにとって人生の幸せのヒントとなるようなテーマを取り上げていきたいと考えています。

VOL.77 「医は仁術」

上野公園の中にある新科学美術館に
「医は仁術」展を見に行ってきました。
“江戸の医から、未来を眺める。日本で初の大規模な医学・医療展。“
と銘打っているだけあり、
杉田玄白からIPS細胞まで、時代を超えた医療の姿が
時系列に展示されていました。
有吉佐和子さんの「華岡青洲の妻」の登場人物華岡医師の
手術道具を見られるコーナーがありました。
華岡医師は、日本の外科手術の先鋒となった人で、江戸時代最大の科学者と言われています。
母と妻の凄まじいまでの献身的な協力を得て、研究を進める小説の世界がよみがえってきました。
会期は6月15日まで。
お花見がてら、上野にいらしてくださいませ。

「医は仁術」