VOL.72 桃の節句。
3月3日の桃の節句。おひなさまの日です。
平安時代は、紙で人形を作り、自分の仮身として飾り付けました。
ひな人形に自分をなぞらえて、自らのけがれ、反省、こうありたいという願望を託して、
川に流したそうです。「節句」と名の付く行事は、我々の生活と心の持ち方を
省みて整理する節目の機会なのだと思います。
子どもが寝静まったあと、白酒に頬をほんのり染めながら、平安時代の典雅なしきたりに、しばし想いを馳せました。
神宮館社長 木村通子が日々感じたことを綴る日記です。雑感の中から、読者の皆さまにとって人生の幸せのヒントとなるようなテーマを取り上げていきたいと考えています。
3月3日の桃の節句。おひなさまの日です。
平安時代は、紙で人形を作り、自分の仮身として飾り付けました。
ひな人形に自分をなぞらえて、自らのけがれ、反省、こうありたいという願望を託して、
川に流したそうです。「節句」と名の付く行事は、我々の生活と心の持ち方を
省みて整理する節目の機会なのだと思います。
子どもが寝静まったあと、白酒に頬をほんのり染めながら、平安時代の典雅なしきたりに、しばし想いを馳せました。