木村通子のつれづれ

神宮館社長 木村通子が日々感じたことを綴る日記です。雑感の中から、読者の皆さまにとって人生の幸せのヒントとなるようなテーマを取り上げていきたいと考えています。

VOL.421 東大寺二月堂「修二会」

奈良県にある東大寺二月堂の「修二会」とは、3月1日から14日まで行われる仏教行事です。1250年以上の歴史があり、期間中は華麗な水と火の行法が展開されます。特に3月12日は修二会のクライマックスで、夕方から11本の大きな籠松明を修行僧たちが担ぎ、100余段の石段を駆け上がって二月堂の回廊で振り回します。この火の粉を浴びると厄災が祓われるといわれ、参拝者は先を争うように火の粉を受けるそうです。
テレビでは、12日の籠松明の様子だけが放送されるので、この日だけしか行われていないと思っていたら、実は1日から14日まで毎日行われていました。見に行ってみたいと思っていた行事なので、来年は時間ができれば行ってみようと思います。

東大寺二月堂「修二会」