木村通子のつれづれ

神宮館社長 木村通子が日々感じたことを綴る日記です。雑感の中から、読者の皆さまにとって人生の幸せのヒントとなるようなテーマを取り上げていきたいと考えています。

VOL.105 「暑中見舞い」

暑中見舞いを差し上げる時期です。
葉書の最初に書く、夏の時候あいさつを「冠婚葬祭のすべて」(小社刊)で調べましたら
「盛夏の候」「七夕の候」「盛暑の候」「大暑の候」
「酷暑の候」とありました。
昔は、梅雨が明けると徐々に「夏らしく」なり、「盛暑」「大暑」「酷暑」の暑さのヒートアップのころ合いも、きちんと移り変わりとしてありましたが、最近の気候は梅雨明けに極端に暑くなったりで、どこか無粋に感じます。
風情というのは、お天気、気温、湿度と密接に関係しているのだなぁと改めて痛感しました。
しかし、ちょっとしたお手紙にも季節感を出せる、日本語の美しい時候あいさつを使わない手はありません。「冠婚葬祭のすべて」(小社刊)はわかりやすくまとまっている1冊です。お買い求めはこちらまで。

「暑中見舞い」