月別: 2017年8月の記事
VOL.340 今日は「処暑」
今日は二十四節気の「処暑」です。「暑さが和らぐ」という意味で、この頃になると昼間はまだ暑い日が続きますが、厳しい暑さの峠は越え、朝夕に涼しい風が吹き始めます。夜になると鈴虫やコオロギの声が聞かれるようになり(都心では聞こえませんが…)、野山にはススキや萩などの「秋の七草」の花が咲き始め、秋の気配を感じられるようになります。
ところで「秋の七草」をご存知ですか? 撫子(なでしこ)、葛(くず)、桔梗(ききょう)、萩(はぎ)、藤袴(ふじばかま)、尾花(おばな)、女郎花(おみなえし)をいい、古くから短歌などに詠まれ、秋の代表的な草花として親しまれています。
VOL.339 明日は「山の日」
8月11日は「山の日」で、山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する国民の祝日です。昨年から施行されましたが、新しく国民の祝日を追加したのは20年ぶりだったそうですね。今年は当社もその恩恵にあずかり、11日からお盆休みとさせて頂きます。皆様も良いお休みをお過ごしくださいませ。
VOL.338 今日は「立秋」 今日からは「残暑見舞い」
今日は二十四節気の「立秋」です。文字通り「秋立つ」日で、暦の上では夏が終わり秋の始まりを告げる頃です。しかし、まだまだ暑い日が続いていますね…。やはり涼しくなるのは「暑さ寒さも彼岸まで」の通り、秋のお彼岸頃になるのでしょうか。
立秋を過ぎると夏の挨拶状は「暑中見舞い」から「残暑見舞い」へと変わります。ここ最近、暑中見舞いや残暑見舞いを出す風習も減ってきましたが、季節の移ろいを伝える挨拶状は日本人にとって大切なものだと思います。皆さんも日頃からお世話になっている方に残暑見舞いを出してみてはいかがでしょうか。
VOL.337 今日から8月「葉月」
8月を「葉月」と呼ぶのは、旧暦では木の葉が落ちる頃なので、「葉落月(はおちづき)」からきているといわれたり、北方から初めて雁が来る頃なので「初来月(はつきづき)」が変化した呼び名という説もあります。
本日8月1日は「八朔(はっさく)」です。この時期は、稲は開花・結実する大切な時期を迎えますが、ちょうど台風が襲来する頃でもあるので、農作物に被害を受けないように田の神様に祈願する日でした。また、八朔の日に徳川家康が初めて江戸城に入城したことから、江戸時代にはこの日を特別な祝日とし、贈り物をする習わしが定着したそうです。