月別: 2014年7月の記事
VOL.107 「虎ノ門ヒルズ」
夏休みがはじまりました。先日、家族で虎ノ門ヒルズに出かけてきました。
虎ノ門は江戸城外堀に配された「虎之御門」に由来するそうですが、オフィス街の中に
52階建ての虎ノ門ヒルズができて、ガラッと周辺の印象が変わりました。
高さ255.5mに及ぶ超巨大複合施設で、六本木ヒルズ・森タワーの高さ238mよりも高いビルとなったそうです。
子どもたちのお目当ては「ドラえもん」によく似たマスコット「とらのもん」。私のお目当ては新しく開業したホテル、アンダーズのスイーツ。
ひと口大のエクレアは手土産にもぴったりです。
VOL.106 「三十光年の星たち」
純文学の作家、宮本輝さん。
私が10代のころに名作「錦繍」と出合い、以来
新刊を書店で見つけると必ず、買い求めている愛読者です。
2012年に出た「三十光年の星たち」(新潮社)という小説を読み落としていることに
気づき、先日の三連休に上下巻を読みました。
何をやってもうまく行かず
借金だけが残った30歳の男子主人公が、
高利貸しの70代の老人の運転手をすることになり、
成長していく物語です。
印象に残った素晴らしい箇所をご紹介します。
「現代人には二つのタイプがある。
見えるものしか見ないタイプと、
見えないものを見ようと
努力するタイプだ。きみは後者だ。
現場が発しているかすかな情報から
見えない全体を読み取りなさい」
社会のあり方がまだぼんやりとしていた10代の頃、宮本さんの作品を読んでいた時とは違う、胸に迫るものがありました。
「見えないものを見る力」、自らのテーマです。
VOL.105 「暑中見舞い」
暑中見舞いを差し上げる時期です。
葉書の最初に書く、夏の時候あいさつを「冠婚葬祭のすべて」(小社刊)で調べましたら
「盛夏の候」「七夕の候」「盛暑の候」「大暑の候」
「酷暑の候」とありました。
昔は、梅雨が明けると徐々に「夏らしく」なり、「盛暑」「大暑」「酷暑」の暑さのヒートアップのころ合いも、きちんと移り変わりとしてありましたが、最近の気候は梅雨明けに極端に暑くなったりで、どこか無粋に感じます。
風情というのは、お天気、気温、湿度と密接に関係しているのだなぁと改めて痛感しました。
しかし、ちょっとしたお手紙にも季節感を出せる、日本語の美しい時候あいさつを使わない手はありません。「冠婚葬祭のすべて」(小社刊)はわかりやすくまとまっている1冊です。お買い求めはこちらまで。
VOL.103 「簡単プチ手間料理」
小社で「和食歳時記」という本を出してくださった料理人・舘野雄二朗さん。舘野さんは、道場六三郎さんの右腕を長い間つとめ、現在銀座で「みちば和食 たて野」を経営しながら、食の道でたゆまぬ努力を続けてらっしゃいます。
舘野さんから、「高齢者に手間をかけないで、栄養バランスの取れた自炊をしてもらいたい」という素敵な志をお伺いする機会があり、ももとせ便りの中で「簡単プチ手間料理」のコーナーをお願いしました。
私も撮影に立ち合いましたが、スーパーで買ってきたお惣菜にひと手間かけるだけでたちまち高級和食屋さんの味になる数々のアイデアには驚くばかりでした。ぜひ、本紙でご覧ください。
季刊紙「ももとせ便り」は年4回、無料でお送りさせていただいています。
お申込みはこちらまで。
102VOL.102 「参拝の基本」
先日、ご縁がありある神社に立ち寄りました。我が家の子どもが、鳥居をくぐり真ん中を歩こうとしたので、「はじを歩きなさい。真ん中は神様の通り道ですよ」と話しました。
ふと、仕事に対する心構えも、真ん中はお客様のためにとっておき、自分は左右のはじ(側道)を歩くことが大切と、そんなことを考えて襟を正しました。
小社から昨年刊行された「神社の基礎知識」は、とてもすがすがしい学びに満ち溢れた1冊です。ご関心のある方は神宮館オンラインショップをご覧ください。
VOL.101 「サイン会のお知らせ」
先日、発売されました小社刊の「誰でもすぐになぞるだけで絵が上手くなる!魔法の塗り絵 Vol.1 静物編」。
著者の 小野日佐子さんのサイン会が大阪で開催されます。
日時:7月26日(土)16時より
場所:大阪・紀伊國屋書店グランフロント店
大阪府大阪市北区大深町4-20
グランフロント大阪ショップ&レストラン南館6F
お問い合わせ:紀伊國屋書店グランフロント大阪店 06-7730-8451(10:00~21:00)
神宮館の書籍のサイン会は数年ぶり。大阪の皆様にお目にかかれることを
心より楽しみにしております。
VOL.104 「スーパームーン」
先日の満月、きれいでしたね。
満月の日には、大切なものを月に当てて「月光浴」をさせる(浄化の意味がある)、
とか、空っぽのお財布を空に向かって振ると臨時収入が入る、など
いろいろな流行の儀式があるようです。
私は、ただその光に身を任せ、自分と向き合う時間を大切にしています。
まんまるのお月さまを見ていると、「無常」感が身を包みます。
自分はちっぽけな存在、しかし、『無』は『すべてある』『何でもある』ともいえるのではないかな ということが心をよぎりました。
VOL.100 「みちづれ100回目記念」
早いもので当コラム「通子のつれづれ」も100回目を迎えました。
一昨年、小社公式サイトのリニューアルを機に
「肩ひじはらずに、幸せのヒントを皆様にお届けしたい」という
気持ちで週に2回のアップを始めました。
100回を記念して、ご愛顧感謝プレゼント企画をしたいと思います。
お問い合わせフォームより、
「みちづれ100回記念」という題で
感想・ご意見をくださった方より、3名さまに私がセレクトした
プレゼントをお送りさせていただきます。
(必ず、お名前、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレスを
お書きください)締め切りは7月末日。当選者の発表はこのコラムで
させていただきます。
このコラムの感想、取り上げてほしいことをお書き添えの上
ご応募お待ちしております。
これからもお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。
VOL.99 「七夕」
来週は七夕ですね。
七夕は中国、韓国、台湾、ベトナム、そして日本に古くから伝わる節句です。織姫と牽牛のお話は、どなたでもご存知でしょう。どの国、どの時代でも、いとしい人に対する思い入れ、逢うことの楽しみは変わらないことでしょう。
年に1度の邂逅であっても、恋人のみならず、家族、友人、人生で出会ったすべてのご縁に感謝して想いを馳せる1日だと思っています。
VOL.98 「行きつけのお蕎麦屋さん」
四季折々の季節感あふれるおそばを出してくれるお店があります。
この季節は、大葉そば。紫蘇切りともいうそうです。
目にも舌にも涼やかな至福の時間でした。
季節限定の小鉢、茗荷と油揚げのあえ物がいい箸休めとなって
いつしか2枚目のおそばを追加注文していました・・・。
VOL.88 「今年もお待ちしております!@モノマチ」
今年もモノマチの時期になりました
御徒町~蔵前~浅草の2キロエリア内はカチクラエリアとして
昔ながらの製造卸の企業・商店がたくさんあります。
このカチクラエリアを歩きながら、モノ作りを体験できるイベントが
「モノマチ」です。今年は200以上の出店があるそうです。
神宮館では限定イベントとして、
毎週火曜日に会社の鑑定室でやっている「未来予報鑑定」を
20分1000円で体験頂けます。
通常の火曜日は30分3000円ですのでお得に気軽に受けていただけます。
23日~25日の11:00~17:00が鑑定時間です。
プロの先生がお待ちしています。(予約受付は当日現地で行います)
開運グッズの販売も行います。