木村通子のつれづれ

神宮館社長 木村通子が日々感じたことを綴る日記です。雑感の中から、読者の皆さまにとって人生の幸せのヒントとなるようなテーマを取り上げていきたいと考えています。

VOL.343 明日は「重陽の節句」

「重陽の節句」とは五節句の一つで、菊に長寿を祈る「菊の節句」、また「栗の節句」「お九日(くんち)」とも呼ばれています。
偶数を「陰」、奇数を「陽」と考える陰陽五行説では、奇数の中で最も大きな「九」は陽が極まった数字としています。このことから、「九」が重なる9月9日を「重陽」と呼ぶようになったそうです。
江戸時代頃から、庶民の間で重陽の節句に菊酒や栗ご飯を食べる風習が定着しました。栗には夏の暑さで消耗した体力を回復させる作用もあったそうです。

明日は「重陽の節句」