木村通子のつれづれ

神宮館社長 木村通子が日々感じたことを綴る日記です。雑感の中から、読者の皆さまにとって人生の幸せのヒントとなるようなテーマを取り上げていきたいと考えています。

VOL.82 「萌芽する」

この時期、あらゆるものが春の陽ざしとともに冬の眠りから目が覚めて若芽の出る季節です。
しかし、種がまかれて、厳しい冬を乗り越えたあとすべてうまく芽が出るとは限らないのです。
人間界も同じで、すべての結果が誰にでも「成功」として舞い降りてくるわけではない。この季節、きらきらした門出の後ろに、失意の人々の気持ちがたくさんあることを感じます。ポジティブで積極的なあり方は大事ですが、そんな想いも決して忘れたくないと思います。

「萌芽する」