木村通子のつれづれ

神宮館社長 木村通子が日々感じたことを綴る日記です。雑感の中から、読者の皆さまにとって人生の幸せのヒントとなるようなテーマを取り上げていきたいと考えています。

重陽(ちょうよう)の節句

9月9日は五節句の一つ「重陽の節句」です。古くから縁起の良いとされてきた奇数(陽数)の中でも一番大きな「九」(陽が極まった数字)が重なる日として、「重陽の節句」となりました。延寿の力があるとされる菊を用いて長寿を願うことから「菊の節句」とも呼ばれています。菊の花びらを浮かべたお酒を飲んだり、栗ご飯を食べます。
庶民の間でも、重陽の節句は秋の収穫祭と融合して「お九日(おくんち)」として祝われるようになりました。「長崎くんち」や「唐津くんち」も「おくんち祭り」としてよく知られています。しかし、今年は新型コロナウィルスの影響で、祭りのメインイベントは中止となるそうです。
1日も早い終息を願うばかりです。
重陽(ちょうよう)の節句