月別: 2021年2月の記事
今日は「雨水」
今日は二十四節気の一つ「雨水」です。
雪が雨になり、根雪が溶けてせせらぎになる、という意味で、春めいた気候に変わり始める頃とされています。
春一番が吹き始めるのもこの頃です。春一番が吹くと、急に春の訪れを感じられるようになります。
しかし、この時期は不安定な気候が繰り返されますので、体調にお気をつけください。
旧正月
明治以前に使われていた「太陰太陽暦」における1月1日をいいます。今では公式には使われていませんが、一部の神社やお寺では、旧暦に基づきお祭りを行うところもあります。
ちなみに、島根県にある「出雲大社」では旧正月の日に「福神祭」が行われます。旧暦の大晦日から元旦にかけて、大勢の方が夜通し神楽殿に「おこもり」します。近年は、年が明けてから初詣をする方が多いと思いますが、もともとは神社等に大晦日からおこもりをして、寝ずに年を越し「年神様」をお迎えするものでした。コロナウィルス感染症が落ち着いたら、一度出雲大社の福神祭に足を運んでみてはいかがでしょうか。
今年の節分は2月2日
今日は節分です。
今年のカレンダーを見て「あれ?」と思った方も多いのではないでしょうか。
本来、節分は春夏秋冬を区切る節目の日のことで、年4回ありました。現在では立春の前日の特称となっています。2021年の立春は2月3日なので、節分は2月2日になるのです。
ここ40年間、立春は2月4日でしたので不思議に思われる方も多いと思います。ちなみに、41年前の昭和55年は2月5日が立春でした。2月3日が立春になるのは124年ぶりだそうです。
節分には、古くから伝わる「豆まき」や、比較的新しい風習の「恵方巻き」など行事がたくさんあります。お家で楽しめる行事が多くありますので、家族と一緒に節分の行事を楽しんでみてはいかがでしょうか。