天一天上(てんいちてんじょう)

別名、天一神とも称され、常に八方(東西南北とその四隅)を運行して人事の吉凶禍福を司り、悪い方角をふさいでこれを守る神とされています。
この天一神は癸巳(みずのとみ)の日に西北から天上に帰り、戊申(つちのえさる)の日まで天上にいて、己酉(つちのととり) の日から天上より降りて八方を巡るのですが、天上に帰っている間を天一天上と称し、この期間中は、天一神の障りはないのですが、天上より降りて八方を巡ってる間、その方向 に向かってのお産や、談判、掛け合いごとをすることは慎むべきであるとされています。



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