結納品についての心得
昔は目録、長熨斗(のし)、金包み、末広、友志良賀(ともしらが)と、この目録どおりにちゃんと品物を揃えて差し出したものですが、近年はだんだんと様式化してきて目録に結納金を添えて差し出すというふうに簡略化されてきております。
ちなみに結納品の目録には次の四種類があります。
三品=目録、長熨斗、金包み
五品=目録、長熨斗、金包み、末広、友志良賀
七品=目録、長熨斗、金包み、末広、友志良賀、子生婦(こんぶ)、寿留女(するめ)
九品=目録、長熨斗、金包み、末広、友志良賀、子生婦、寿留女、家内喜多留(やなぎだる)、勝男節(かつおぶし)
これらの目録を婿方から嫁方に差し出しますと、嫁方から同じように受け書を差し出すことになっていますが、現今では目録も受け書もすべてデパートなどで市販されています。
なお、結納のお返しは、相手方から贈られた金額のだいたい半額をお返しするのが一般的のようです。
お問い合わせ
戻る