結納についての心得
結納(ゆいのう)とは、縁談が成立して婚約のしるしとして行う儀式です。
従ってやはり日柄をよく考えて定めましょう。
古来からのしきたりによりますと、暦の中段のなる、みつの日および大安、友引の日を吉日としています。
結納のやり方は、各地方によってそれぞれのならわしがあり、一概にはいえませんが、近年は一般にだいぶ簡略化されてきています。
まず世間一般的には、帯料(または袴料)として金包みをととのえ、これに目録を添えます。
この帯料がいわゆる結納金というわけです。このほか、のし、末広などを添えることもあります。
金額については別にきまりがあるわけではなく、人それぞれですし、また地方によってそれぞれのならわしがありますので、ここでは省略させていただきます。
周囲の方々とよくご相談なさって、万が一にも手落ちのないように心掛けてください。
結納にはこのほか、家族書、親族書といったものを交換するケースもあります。
家族書は、本人が現在一緒に住んでいる家族の姓名と続柄を、父母、本人、兄弟姉妹の順に書きます。
親族書は、親族の住所姓名、続柄を記入します
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