61歳 男性

 小学生の時に父から暦には生きていく上のすべて知恵が載っている教科書だよと教えられ、十代のころは九星運勢や姓名判断などを都度見たり他人に教えたりしていました。
 成人して結婚式場探しをしていた時に予定の日はいつですかと聞かれ年明けぐらいにはと答えた後に急ぎ翌年の暦を購入して良い日取りはいつかな?と探していた時に、目に入ったのがすべてに通じる大吉日という天赦日でした。自分自身は以前から六曜や十二直にこだわっていたのですが、大安より最良の日で、その上に一粒万倍日の重なった日が見つかり、当時暦には無関心だった彼女に相談したところ日取りは即決となりました。
 それ以降、我が家では節目の日取りや方角など暦を見て決める習慣が続いています。
 還暦を過ぎた今、大きな災いもなく夫婦円満に幸せな毎日を過ごせているのはあの時に暦で天赦日を見つけたのがスタートと思っています。