我が家には一風変わった正月の風習がありました。元日の朝、父親が暦を開き家族全員の一年の運勢を読み上げるのです。時の運を知ること、相性を知ること等、暦の教えはよりよい人生をおくるための必須の知恵であるというのが我が家の常識でした。その為60年余暦を手放したことはありません。暦を知ることで受けた恩恵は数多くありますが今回は結婚についてお話したいと思います。妻と初めて会った時に運命の人であることを直感で感じたのですが相性が重要です。会話で彼女が八白土星であることがわかり心の中で万歳をしました。七赤金星の私にとって土生金の最大吉の相性だからです。生涯仲が良かった父も七赤金星、そして母は八白土星、偶然にも両親と同じ組み合わせです。さらにこの年、妻は巽宮回座、私は震宮回座、時の運も最高でした。天運の導きによりとんとん拍子で結婚が決まり以来40年幸せな家庭を築いてこれたのはまさしく暦のおかげなのです。